バッテリーが上がってしまったら?


凍り付くように寒い冬の夕方、あなたは家族と一緒にショッピングセンターを出て駐車場の車へと急ぎます。あなたはキーを回してエンジンをかけようとします。ところが何も起こりません。何の音も聞こえないし、エンジンも回りません。あなたの車のバッテリーが上がってしまったのです。

バッテリーは、エンジンをかけないままで、ヘッドライトやラジオをながい間つけたままにしたりすると上がってしまいます。また、上記の例のように、古くなったバッテリーは、非常に寒い天候の時には車をスタートさせるだけの力が残っていない事があります。もしバッテリーが上がってしまったら、あなたはエンジンをかける事はできません。しかし、ジャンパーケーブル(「ブースターケーブル」とも言います。)を使って他の車の正常なバッテリーとつなげる事で、あなたの車のバッテリーの力をとり戻せるかもしれません。

ジャンプスタート

あなたのバッテリーを再充電する最も一般的な方法は、ジャンプスタートする事です。そのためには、あなたの物と同じ電圧の、正常なバッテリーを積んだもう一台の車と、一組のジャンパーケーブルが必要です。ジャンプスタートしようとする前に、バッテリー液が凍っていないか、液量が少なすぎないか必ず確認してください。そのような場合には、ジャンプスタートはしないでください。バッテリーが破裂するかもしれません。

あなたの車をジャンプスタートするには、以下の手順にしたがってください:

  1. ケーブルが二つのバッテリーをつなぐ事ができるような位置に二台の車をならべてください。車どうしを触れさせてはいけません。

  2. 双方の車のイグニッションと電気機器のスイッチを切ります。どちらもギアをパーキングかニュートラルに入れ、パーキングブレーキを引きます。

  3. 双方のバッテリーが同じ電圧かもう一度確認してください。(普通は12 V。)

  4. もしもどちらかのバッテリーに排気用のキャップがついていたら、取り外して下さい。あなたの上がってしまったバッテリーが凍り付いていないか、もう一度確認してください。

  5. バッテリー液が沸騰して噴き出さないように、各々のバッテリーを厚い布で覆ってください。

    1. ジャンパーケーブルの正極(赤色、またはPか +のマークがついています。)を正常なバッテリー の正極につなぎます。

    2. 同じケーブルのもう一方を、上がってしまった バッテリーの正極につなぎます。

    3. ケーブルの負極(黒色、またはNか−のマーク がついています。)を正常なバッテリーの負極につ なぎます。

    4. ケーブルのもう一方の負極を、バッテリーが上がっ てしまった車のエンジンかフレームにつなぎます。

    この接続は、バッテリーからできるだけ遠いところにしてください。また、ファンのようなエンジンの動く部分からも遠く離して接続しなくてはなりません。

  6. 正常なバッテリーの車のエンジンをかけます。エンジンが高いアイドル状態になるようにアクセルを軽く踏み込みます。

  7. バッテリーが上がってしまったほうの車のエンジンをかけます。ケーブルをつないだまま、数分間エンジンをかけた状態にしておきます。

  8. 双方のエンジンがかかったままで、ケーブルを接続したときとは逆のやり方で取り外します。(先に負極、次に正極を取り外します。)

  9. もしバッテリーのキャップを取り外していたら、元に戻します。バッテリーを覆っていた布は、強酸性の液がしみているかもしれないので捨てください。


© Anzen Driving Schools, Inc., 1997