
最近、安全自動車学校の職員が、ニューヨーク市、警察防犯部発行の「あなたの自動車を守りましょう。」と題された一般向けのパンフレットを見つけました。私たちは、その中にアメリカ滞在中の日本人の方々にとって特に興味深いと思われる重要な情報が含まれていると確信しています。私たちは内容の多くの部分をあえて原文どうりに転載する事にしました。
自動車盗難の防止 泥棒にとって車に勝るものはありません。車は自力で動きますし、急いで逃げる為の装置はすべてそろっています。車と特にその部品には安定した需要があります。
法律では、車の持ち主や持ち主の許可を受けた運転手が、イグニッションをロックし、キーを抜くことなしに車を放置する事を禁じています。かなりの数の車が、運転手がイグニッションキーを抜くのを忘れた為に盗まれています。私たちは皆様がこの法律を守り、また各自の予防措置を加える事によって皆様の車をより盗まれにくくされるよう願っています。
基本的なルールを確立すること
家族の一人一人がどのようにしたら車の盗難が防止できるかを知っていなければなりません。免許証、登録証、その他、泥棒が悪用できるような証明書類は絶対に車の中に置きっぱなしにしてはいけません。キーは注意深く管理して下さい。
どのようにして泥棒に対抗するか
国立自動車盗難事務局(NATB)では、以下の予防措置を奨めています。
- 明るい照明のあるところに駐車する。
- 窓をすべて閉じ、ドアもすべてロックする。
- 手持ちの盗難防止装置をすべて作動させる。
- 荷物や貴重品は見えない所に置く。良く見える所にあるラジオ、
テープデッキやその他の高価なものは泥棒を誘います。
- もし有料駐車場やガレージに駐車する時は、イグニッションキーのみを係員にわたすこと。
- 免許証、登録証または権利書を車の中に残しておかない。もし車のなかに置いてあると、
その車が盗まれたとき泥棒たちがそれを売ったり、また警察にとがめられた場合、
貴方のふりをしたりするのに、これらの書類を利用する事ができます。車の中にキーや登録証、
その他身分がわかるようなものを見境なく残しておく持ち主は、家に帰った時空き巣には
いられてしまっているのを発見するはめになるかもしれません。
- もしあなたが車庫を持っているならばそれを使うこと。車と車庫の両方に鍵をかけること。
持ち主である証拠を確保しておくこと
盗難車が見つかった後、それが誰のものなのか証明する事は、持ち主や警察、また保険会社にとって厄介なことです。今日、自動車や部品に製造番号をつける事が一般化しているにもかかわらず、経験豊かな泥棒は製造番号を完全に消し去ってしまうので、所有権を証明する事はしばしば困難となります。そこで、NATBでは各々の運転者が車体番号を車に彫りつける事を奨めています。
彫刻用の道具を使って、各部品の見つかりにくい所に車体番号を刻み込みます。あなたの名前をフードやトランクの下側にクレヨンで書きます。
もしあなたの車が盗まれた時は、警察はその車や部品、またアクセサリーがあなたのものであると確認する為の具体的な情報を必要とするでしょう。時間をとって詳細な情報を記録しておきましょう。もし車泥棒があなたのライセンスプレートを取り外してしまったり、車体番号を付け替えてしまったり、また車を塗り変えたりしてしまっても、そのほかの情報が確認のために役立つでしょう。
もし、あなたの車が「チョップショップ」(盗難車から部品を取り外して売るところ)の被害にあった時には、少なくとも警察があなたの車の全部または一部の部品を取り戻したり、泥棒を逮捕したりするチャンスが大きくなるでしょう。
