もしもあなたが地震にあったなら...


丘に沿っている高速道路が爆発し、煙の塊を吹き出したように見えたとき、多くのドライバーと同じ様にあなたの最初の反応は当惑しがちです。前方の道路が急に波打って、コンクリートが持ち上がったり、落ちたりします。あなたの車は激しく揺れます。あなたは大地震にあったのです。

地震の時には、高速道路の高架が倒壊したり、道路の全ての部分が引き抜かれたり、あなたの前に地割れが開いたりすることがあります。しかし大地震がおきた時に車というのはもっとも安全な場所のひとつかも知れません。

...高速道路を運転しているときは:

  1. ハンドルから手が離れそうになりますので、しっかりとハンドルを握りしめてください。どんな事があってもまっすぐ前を見て、そして、コントロールしてください。

  2. あなたのいる車線を維持して下さい。地震のために車は車線を変更しそうになります。しっかりとハンドルを切ってあなたのいる車線の位置を維持して下さい。

  3. アクセルから足を離してスピードを落として下さい。そうする時、貴方のまわり、特に前方やあなたの車線やこれから向かう車線の交通を素早く見てください。

  4. 周りに何もない場所に向かって(もしくはとどまって)ください。何もない道路(高架道路や、高速道路が広がった建造物ではありません)は、あなたの車と同じようにもっとも安全な避難所です。

  5. 地震の最中は、高架道路の下を通ったり通り抜けたりするのを避けるために、スピードを上げたり落としたりして下さい。

  6. 貴方の前方に地割れができている可能性がありますので、注意して下さい。地震による地割れは一般的に狭くて(10センチ位から1メートル前後)浅いのですが、その中に入ったりその上を横切ったりする事でタイヤのパンクを起こしたり、操縦不能になったり、車の前後部を大破したりしかねません。

  7. 路肩に寄せて停車して下さい。地震がおさまったら、ローカル局のラジオをつけて道路情報を聞いて下さい。もし前方にある高架道路や橋が落ちたり被害を受けていたら、迂回路を見つけて下さい。

...市街地を運転している時は:

  1. 最初に、あなたが運転中の車線に留まり、スピードを落として、そして素早くあなたのまわりに起こっていることを観察して、それから、

  2. 急いで歩道から一番遠い車線もしくは道路の中央に入って下さい。(ビルからの落下物に当たるのを避けるためです。)そしてまわりに何もない場所に向かって下さい。もし貴方が、まわりに建物や電線や覆い被さっている物がなく、高い木が近くにない空間を見つけたなら、貴方が交通を遮断しない限りそこに駐車して下さい。

  3. 地震がおさまったら、注意して次のようにして下さい。ラジオの地域情報に従って下さい。いくつもの障害物(落下した瓦礫や、破損した水道やガスの本管など)が前方にあるかもしれません。切れた電線には特に注意して下さい。その上を走ってはいけません。あなたの車は高圧電流に対して絶縁体ではありません。

  4. 道路上の空いている所に駐車して下さい。もしくはできることなら、大きなモールやスーパーマーケットの駐車場に止めて下さい。余震で、すでにゆるんでいたり弱くなっている構造物が崩壊する事があるので注意して下さい。余震がおさまったという事が明らかになるまで、高いビルの近くを歩いては行けません。たとえビルが構造的に大丈夫そうに見えても、壊れた窓のガラスは危険です。

<参照>
Joseph, James, Driving Emergencies New York: Consumers
Union of United States, Inc., 1994, p.36-37


© Anzen Driving Schools, Inc., 1995